CFDを聞きなれてない方にまずはCFDの説明をしていきます。
CFDとは英語でContract for Differenceといい頭文字をとった略語で日本語では「差金決済取引」の事をいいます。
・株価指数先物
・債権先物
・商品
などがあり市場のリアルタイムで取引が出来その売買価格の差で損益を出す取引の事を言います。
FX業者の中でも強みや弱みがあるのでCFDの先物指数と貴金属のスプレッドを7社で比較してみました。
CFDの主な銘柄
株価指数先物
株価指数先物や商品といってもぼんやりしているので詳しく解説します。
株価指数先物は国の株価で
・JP225は日経225先物
・US30はNYダウ先物
・US500はS&P500先物
・UK100はイギリスFTSE100先物
英語表記は国の市場の略で、数字はその市場の中でも流動性の高く取り扱っている株式の数を示しています。
商品
馴染みのある商品といえば
・XAU/USD(ゴールド)
・XAG/USD(シルバー)
・USOIL(オイル)
この3つ商品はイベントがあるとボラティリティ率も高い商品ですがドル円やユーロドルと相対性があり通貨や金利を見ながら取引をしている方が多いと言えます。
原油生産率が多い国に紛争や戦争が起きると値段が跳ね上がったり、通過が暴落すると資産価値の高い「金」にお金を変える動きが市場にも現れます。
なのでCFD商品は世界経済の動きに左右され安定している商品とはいえません。
ゴールドなどは長期トレンドで見ると買い(ロング)と分析できます。
株価指数先物のスプレッド比較
株式の投資をしている人やサイドファイヤを目指している人はUS500の動きを見ている方が多いのではないでしょうか?
海外FX業者とスプレッドをまとめてみました。
・Exness
JP225 8.1
US30 4.6
US500 1.05
UK100 3.78
・TitanFX
JP225 9.2
US30 3.6
US500 1.5
UK100 2.2
・Trade View
JP225 10
US30 2.8
US500 1.0
UK100 1.0
・XM
JP225 12
US30 2.8
US500 0.7
UK100 1.5
・Big Boss
JP225 15
US30 2.0
UK100 7.0
・FXGT
JP225 12
US30 2.8
US500 0.9
UK100 3
・GEMFOREX
JP225 1.0
US30 42
US500 7.0
こちらは典型的なスプレッドとして公式HPに記載されているものです。お使いの方はご存知の通りこのスプレッドで取引出来ることはほとんどありません。
スプレッドの幅は経済指標や時間帯で広がり、どこのFX業者を使っても広がります。しかし元が狭い業者なら広がっても比べた際有利になると思います。
多くの方はJP225やUS30、US500の3種類の株価指数をメインにトレードするのではないでしょうか?
比較した業者の中にJP225には弱いけどUS30には強いなど強み弱みがあります。
自分が持っている株が米株ばかりでトレードもダウ平均株価をメインにしたい方は日経平均株価のスプレッドが広くてもいいと考えられますね。
貴金属のスプレッド比較
貴金属は世界的に見ても人気の商品となっています。なぜなら長期目線で見ると上昇トレンドで価格が上がり続けると予想されているからです。
比較する商品は「金」XAU/USD「銀」XAG/USDの2種類です。
・Exness
XAU/USD 20pips
XAG/USD 3.8pips
・TitanFX
XAU/USD 2.39pips
XAG/USD 2.13pips
・Trade View
XAU/USD2.8pips
XAG/USD3.1pips
・XM
XAU/USD 3.5pips
XAG/USD 3.5pips
・Big Boss
XAU/USD 3.0pips
XAG/USD 15pips
・FXGT
XAU/USD 5.6pips
XAG/USD 3.2pips
・GEMFOREX
XAU/USD 3.7pips
XAG/USD 3.6pips
貴金属はボラティリティが大きいです。ボラティリティとは資産価値の変動の激しさを表しておりチャートで見ると上下に動きやすく停滞することが少ない事を意味しています。
ゴールドのスプレッドで1番広かったのはExnessで1番狭いのはTitanFXです。
全体的に見てもTitanFXが安定しているように見え、使いやすさを意味していると思います。
CFD順にFX業者をまとめると
JP225 : GEMFOREX
US30 : Big Boss
US500 : XM
UK100 : Trade View
XAU/USD : TitanFX
XAG/USD : TitanFX
貴金属も株価指数と同様に時間帯や経済指標前などでスプレッドが広がります。
海外FX業者は0.01ロットからエントリー出来ますが株価指数は0.1ロットからで表記のスプレッドから10倍した数値になります。
株価指数先物は得意不得意が別れる業者が多いように見えます。
貴金属に関してはTitanFXが金、銀の最小スプレッドとなりました。
何個も口座を持つのは不便なのであまりお勧めしませんが通貨や貴金属をメインにトレードしようと考えるならTitanFXがスプレッド狭いです。
その他にもレバレッジや資金力と照らし合わし自分に合ったFX業者で口座開設する事をおすすめします。